26 7月 2025 - 13:30
Source: ABNA
アヤトラ・シスターニーによるガザにおけるイスラエルの犯罪に関する厳しい声明/広範な飢饉が良心を揺さぶる

アヤトラ・アル=ウズマ・シスターニーは、衝撃的な声明の中で、ガザ地区の包囲の即時解除を要求し、イスラム世界に対し、この地域の住民を飢饉から救うために行動するよう促しました。

アフルルバイト(預言者一族)国際通信社(ABNA)によると、ガザ地区における抑圧されたパレスチナ人民に対する殺戮と包囲の継続を受け、ハーザラト・アヤトラ・アル=ウズマ・シスターニー(その影が長からんことを)は、飢饉と食糧不足によるこの地域の人道的惨事について厳しい声明を発表し、イスラム諸国に対し、この状況を終わらせるために責任を持って迅速に行動するよう促しました。

シーア派世界の宗教的権威の、パレスチナ民間人の苦しみに対する深い懸念を明らかにする、この声明のペルシャ語訳の全文は以下の通りです。

慈悲深く慈愛あふれるアッラーの御名において。

数百万人もの殉教者と負傷者、そして都市や居住地の完全な破壊をもたらした、約2年間にわたる絶え間ない殺戮と破壊の後、ガザ地区の抑圧されたパレスチナ人民は、今日、非常に厳しい生活状況に苦しんでいます。特に、深刻な食糧不足が広範な飢饉を引き起こしており、その飢饉は子供、病人、高齢者さえも容赦していません。

占領軍からは、パレスチナ人をその土地から追放するための継続的な努力の枠組みの中で、この凶悪な残虐行為以外の何も期待できませんが、世界の国々、特にアラブ・イスラム諸国は、この大きな人道的惨事が続くことを許さず、それを終わらせるための努力を倍加し、占領政権とその支持者が、罪のない民間人に可能な限り迅速に食料やその他の生活必需品を届けることを可能にするよう、全力を尽くすことが期待されます。

メディアで報じられているガザにおける広範な飢饉の痛ましい場面は、公正な心を持ついかなる人間も平静ではいられません。それは、アミール・アル・ムミニーン・アリー・イブン・アビ・タリブがイスラムの地で女性が攻撃されたことについて述べたことと同様です。「もしムスリムがこの出来事で絶命するなら、それは責められるべきではなく、むしろ私にとっては賞賛に値する。」

(ヒジュラ暦1447年ムハッラム月29日)は(西暦2025年7月25日)に相当します。 アヤトラ・アル=ウズマ・シスターニー師(その影が長からんことを)事務所 ナジャフ・アル=アシュラフ

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